中国ビザの現状について

中国からの外国人締め出しの噂について、最近、日本からのお問い合わせが多いので、中国のビザの現状をお知らせします。

・中国国内で、Mビザなどの更新ができなくなった。
・実在しない会社での就業ビザの申請や、勤務をしていないか一社での名義を借りての申請ができなくなった。
・アプリなどで個人所得税などの管理が始まり、ごまかせなくなった。
※就業ビザを取得すると給与額に応じて個人所得税が発生します。

など、日本では普通の事が行われているだけで、外国人締め出しなどは行われていません。
不法なビザが取得できなくなっただけです。
※何処かの会社の名義を借りての就労ビザ申請などができなくなってます。
外国人の犯罪が増加している為、不法なビザの取締が強化されただけで普通の方には何も影響はありません。

就労ビザを申請すると、実在している企業か出入境管理処が事務所確認などに行きます。
Mビザの更新申請をすると、招聘状を発行した会社の責任者を呼び、現状を確認することがあります。
虚偽の渡航目的のMビザ取得や名義を借りたりペーパーカンパニーでの就業ビザ取得などができなくなっただけです。

通常通りに就業ビザやMビザを取得している場合は何も問題はありません。
コロナ問題により、日本から中国に入れないなど渡航規制が行われているのも影響しています。

中国から外国人を締め出していると言うことはありません。
Mビザは、以前は中国国内で地区によっては簡単に更新できていましたが、現在は出来ません。
本来、Mビザは出張などの為のビザであり長期滞在は必要ないはずだとの事です。
1年、2年の期間のMビザは取得できますが、1回の滞在は長くても90日でした。
90日に一度は海外への出国が必要だったわけです。
しかし、コロナ渦で出国すれば中国へは戻れませんし、中国国内での更新も出来ないわけです。
滞在期間延長の申請をすると、なぜ90日あって仕事が終わらないかと聞かれることも多くあったようです。

また、日本でMビザ申請時に、中国企業からのインビテーション(招聘状)が必要ですが、この書類を偽造する業者も多かったのです。
実際は関係はなく、会ったことも無い企業からの招聘状なので、中国の出入境管理処で詳細を聞かれても説明出来ず、更新を却下されているケースが多々あります。
出入境管理処から見ると、一部のMビザは虚偽の渡航目的で不法なビザを取得したとなるようです。

この為、コロナ問題直前には、日本の中国大使館から招聘状発行企業へ確認の電話をするケースも増えていました。
そのために、日本でMビザの申請が難しくなっていました。
その後、コロナ問題で滞在期限が切れる時に、ビザの更新は出来ず、帰国しても戻って来れない状態が続いています。
慌てて、就業ビザに切り替えようとしても、必要書類が間に合わないとか、出入境管理処の調査が入り不法な就業ビザが取得できなくなったのです。
不法とは、渡航目的が虚偽、名義借りで就業ビザを申請したり、実在しない(稼働事務所が無い)会社での申請するという事

Mビザなどの更新手続きの場合などに問題が発生したケースは、下記のような例があります。
○Mビザの招聘状を発行した会社の責任者が呼ばれ、どういう関係か?どういう仕事をしているか?など事情聴取を受けるケースが増えています。

○長期滞在しているなら何か仕事で成果が有ったはずだが、それらの契約書など仕事の結果を証明できる書類は無いか?など、何をしていたかを証明できる書類を求められたケースが増えています。

○中国で収入は得ていないか?滞在中の生活費はどうしているか?など、口座残高やデビットカードの取引明細など、生活資金の証明を求められたケースが増えています。

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